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2007年10月21日
ひらめき方法
最近、新規事業のネタ発掘や企画創出の方法に関して、よくご相談を受けます。何か、良いひらめき方法はないでしょうか?論理的に組み立てていく方法はないでしょうか?など多種多様な質問が、私のところには飛んできます。これをやれば大丈夫!というものは、もちろんありません。しかし、上手にネタを発掘し、ヒットする企画を生み出した方には、いくつかの共通点があるということは貴重なヒントになることでしょう。
ヒットメーカーは”ひらめき”と”論理”を上手に使い分けているということが、まずは大前提になります。しかしながら、今回は「ひらめき」について考えてみようと思います。この、ひらめきとは、本当にどこから生み出されるのかが、メカニズムの解明が難しいため、体系化されることが少ないという現状があります。そのため、手軽にひらめき方法を習得したいのであれば、ヒットメーカーの声をよく見聞きすることが大切になってきます。
さて、それでは、ヒットメーカー達がどのような、ひらめき方をしているのでしょうか?ひらめく原点はどこにあるのでしょうか?私は、単純に整理すると、3つに大別できると考えています。一つ目は、「五感のフル活用」、そして次に「異分野からの発想」、最後には「ブラッシュアップ」というものです。その人の生い立ちや思想などももちろん関連してきますが、そこはいったん横において考えてみましょう。
まずは、「五感のフル活用」です。多くの方は、ビジネス書をたくさん読み込み、すぐにロジカルシンキングを行って事象を捉えようとします。しかし、その原点は、やはり五感で感じることであるべきだと私は思います。一つのテーマについて、目、耳、鼻、口、皮膚感覚で素直に物事を感じ、右脳を刺激してやりましょう。その後は、それぞれ5つの感覚を元に、企画と関連させて考えてみるのです。
二つ目は、「異分野からの発想」です。業界内だけを見ていても発想は広がりません。ビジネス以外や、全くの異業種の事象を洞察し、何が一番物事の本質であるかを発掘していくのです。そして良い部分を自社の業界に置き換えて考えてみるクセをつけるわけです。これだけでも、全然ひらめき方が違うものですよ。もちろん、異分野の立場にいったん立ってみて、そこから物事を見つめなおすというプロセスも有効ですね。
そして最後は、「ブラッシュアップ」です。よくアイデアを思い浮かべると、それを大事に保存してしまったり、笑われたり否定されるのではという恐怖心のもと、内緒にされる方をよく見ます。しかし、何でもいいです。アイデアやイメージにあがったものは、キーワードレベルであっても、他人に開示してぶつけてみるのです。すると、意外な返答が返ってきたり、突然そこで気付くことが多々あるものです。否定されることを恐れずに、ブラッシュアップしていくというスタンスを持ちたいものです。
さて、ひらめきの背景にあるものを、ヒットメーカーの共通点と言うことで3つほどご紹介してきました。しかし、ここには心身のリラックス状態があるということを、大前提として忘れてはならないでしょう。締め切り前に突然天から降りてきたという、ひらめきを経験した人もいることと思います。しかし、ひらめきの基本は、心身のリラックスの上に、前述した3つの方法を実践することが、良質なひらめきにつながるものだと私は思います。
投稿者 compas : 2007年10月21日 18:49
