≪ 無難ではダメですよ。 | メイン | モノよりコトだけで本当にいいか!? ≫

2007年12月11日

別の場所で考えることが大切

新規事業の企画を考える際に、いいアイデアが出ないと嘆きながらも会議室や自分の机にとどまって考える仕事をするケースが多く見受けられます。ただ、私はこれでは全く良いアイデアも浮かばないばかりか、ブラッシュアップされるとは思いません。時には、考える場所を変えて企画業務に取り組むべきだと思うのです。やはり、場所を変えることで頭を切り替えるということは大事ですよ。強制的に、自分を現実の業務の場所から隔離してしまうことをお薦めします。

よく経営合宿という形式で、場所を変えて集中的に会社の全体戦略などを討議するケースが多く見受けられます。実は、これは、新規事業企画についても、もっとなされるべきだと思いますが、意外に出来てない会社が多いことには驚きます。新規事業とは将来の本業になるものですので、優先順位を上げて取り組んでいただきたいものです。まずは普段の会議室ではなく、違う場所に変えてみる。ここからスタートです。

先日読んだ日経産業新聞では、ネットサービス関連企業の間で新サービスを開発するための開発合宿を行うことが流行っているとの記事を読みました。普段の業務とは場所を変え、ホテルや民宿にて短期集中的にソフトウェアを書き上げるところまでを行うというもの。日常業務を忘れて開発に没頭でき、参加者が互いにアドバイスし合う事で開発効率を高めると言います。これは、技術の進化の早さやオープンソース化の流れの中で、技術よりもアイデアの鮮度が勝負の鍵を握ることに端を発しています。

実は、場所を変えて考えるという仕事は発想の転換につながるだけではなく、時間的な制約を向けた中でアイデアをひねり出す、いわば修行の場としても活用できますので、企画業務には有効な策なのです。良いアイデアは居酒屋で飲んでいるときや、カフェでお茶をしながら話をしている時に、突然ひらめいてくることが多くあるもの。これは普段とは環境を変えて、リラックスしたり、脳に刺激を与えるからこそ可能になってくる現象でもあります。

別の場所に行って、部署横断的に”わいがや”主義で企画を考えてみること。これは、とっても重要なことだと私自身は考えています。新規事業のネタは会議室からは生まれない。会議室は企画を評価したり、何かを組み立てる場、そして意思決定する場でいい。ただし、企画の原型は、非日常感あふれる中に身を置いて作っていくことを覚えておきましょう。実は、これが企画づくりには一番大事なことではないかと時々私は思うのです。

投稿者 compas : 2007年12月11日 15:21